プロフィール

ご訪問ありがとうございます。

当サイトでは家猫愛子さんと
可愛くて可笑しな野良猫たちとの
日常をお送りしてます。


~お母さん(運営者)~  
年相応にプクプク成長中。
趣味は食べる事!

~お父さん(運営者の夫)~
突飛な行動に目下猫たちから
怖がられている。

~愛子さん♀~     
元野良猫の愛子さん。
16年前に近くで夫が保護?誘〇?
偶然母猫とはぐれていた
2匹の子猫に遭遇。
姫体質でわがままだけど
家族の心配をしてくれる優しい子。
馴染みの雄猫(野良)を従え、
『うちの家には一歩たりとも
入るべからず』を振りかざす強気女子。
玄関でコロコロしていると
通りすがりの人に野良猫に間違えられる。
https://youtu.be/W6-RLC1SAL8

~黒兵衛パパ♂~     
年齢不詳。現在は数軒のお宅で
お世話になってる地域猫。
気性は荒く縄張り意識が
非常に強いボス気質。
頭の回転は速く、状況理解は人間並み。
慣れると無茶苦茶、甘えん坊。
https://youtu.be/At1u7O9hFgY

~ちびちゃんママ♀~   
子猫ママになったキジ白。
黒兵衛同様、現在は数軒のお宅で
お世話になってる地域猫。
ある日、突然どこからともなく
やって来た激カワ仔猫。
仔猫時代からしっかりとした性格。
意外とクール。
見た目も声も可愛すぎて、
一瞬で虜になりました~  
https://youtu.be/1ZMsU0i1SzE

~もえちゃん♀~
2年前に保護したちびちゃんの仔。
愛嬌たっぷりで優しい性格。
とてもお転婆さん。
見た目はちびちゃんママにそっくり。
ルイ君のいたずらの相棒。
早く懐きそうだったのに、
お父さんが無理やり
何度も抱っこしたせいで
すっかり臆病になってしまった~
どうする⁉お父さん!
https://youtu.be/wJx4VCrlToo
           


~あおいちゃん♀~ 
2年前に保護したちびちゃんの仔。
見た目はハチワレ。
いつもすかした感じのクール女子。
決して自分の手は汚さない。
どちらかと言えばパパ似で慎重派。
それでいて、好奇心旺盛。
まさに不思議ちゃん!
https://youtu.be/XREDtcW_09A



~ルイ君♂~ 
2年前に保護したちびちゃんの仔。
取り分けお母さんっ子。
ママにもパパにも似てない
独創性溢れるタイプ。
独創性過ぎていつもお母さんを
手こずらせるやんちゃ者。
見た目はパパそっくりの黒猫。
https://youtu.be/yxZPf-ufyy0


~ドビ~         
地域猫の野良さん。
子猫の時に突然現れ、           
子育て中の母猫一家に
紛れ込んだちゃっかり者。
ハリーポッターのドビーに
似てたので名付けた。
https://youtu.be/jnCHcdVRThI


~ミーコ~ 
古くからの地域猫の野良さん。
稀に見る子煩悩な猫。
子供を亡くした後は野良の子供を育てる
という猫界のマザーテレサ的な存在。
いつも一緒に行動してくれる
心優しい猫。
https://youtu.be/3X0SHi0eOh0


子供の頃から大の猫好きです。

自分で飼うようになって
初めて出会ったのは黒猫のく~ちゃん。
そんなく~ちゃんとの出会いは
思いもかけず突然やってきました。

ある日の早朝、マンションの前で
車のドアが閉まる音と同時に
激しく鳴く子猫の鳴き声に
起こされました。

寝惚け眼で非常階段を駆け下り、
鳴き声を辿ったものの、姿が見えず、
どこにいるのやらと。。。

ちょうど、そこに車が…

当時住んでいたマンションの前は
交通量の多い6車線の道路。
ライトに照らされ、
ようやく見つけました。
真っ黒で煙草の大きさくらいの
産まれたての子猫。
慌てて、道路で拾い上げ、
マンションに戻りました。
もう少し遅ければ
車に轢かれていました。
目が塞がっていたので仕方ありません。
本当に間に合って良かったです。

当時、捨てられたのは黒猫の一匹だけ。
猫は一度で数匹産みます。
事情はあるとはいえ、
おそらく、あちこちのゴミ捨て場に
一匹ずつ捨てていったんだと思います。
本当に信じられませんでした。

しかし、反射的に拾い上げたものの、
マンションの規定でペットは飼育不可。
なんとか元気になるまで育て、
すぐに知人や里親募集を探しましたが、
どれもこれも宛てが外れ、どうしたものか…

そんなこんなで一か月が過ぎた頃でした。
本当に偶然、
何年も会っていなかった叔父と再会。
事情を説明すると、二つ返事で
あっさり引き受けてくれることに。。
しかも、あとから様子を見にくる
であろうことも見透かされ、
自由に出入りできるように
準備を整えてくれました。
それからはすっかり毎日通うように…

実はそのことを
夫には内緒にしていました。
というのも、当時、夫はあまり
動物に興味がなかったからです。

黒猫を拾った時、
マンションの規定で飼えないんだから
直ぐに手放すようにと
何度も強く言われていました。
だから、預け先が決まって
ほっとしていたのは夫の方でした。

私にとっては、短期間と言えども、
目も見えないうちから育て、
私を猫ママと思い込んでいる
く~ちゃんを手放すことは
身を切るほど辛い現実でした。

それにどれだけ通っても、
帰り際後追いしてくる
く~ちゃんが毎晩目に焼き付いて…
毎朝、主人を送り出すと、
直ぐに電車に乗ってく~ちゃんの元へ
気付けば、毎日通っていました。

そんな日々をこっそり
続けていたある晩、
主人がポツリと呟いたんです。
「おかしい~んん?
 やっぱりおかしい!」と…
「何が?」
「あんなに大事にしてたのに、
 落ち着きすぎや」と…
核心を突かれ、内心ヒヤリ。。。
でもすました顔で
「そんなことないわ!」
と抵抗してみると、
「いや、絶対おかしい、
 もしかして通ってるんちゃうか?」
と見透かされ…
あぁ、、、もう無理~(*_*; 
「うん、実は毎日通ってる」
と吐露。
すると
「それは預けた叔父さんに失礼やろ。
 全く信用してないみたいやないか。」
と叱られ…
「だって、見に来てもいいって
 言ってくれたから」
と言い訳すると…
「あほか、そんなん、
 挨拶みたいなもんや。
 ほんまに行くやつおるか」と…
確かに…   
冷静に考えれば、そうかもと
御飯を片付けながら反省しました。

そして後片付けが終わると、
何やら、身支度を始める主人。
「どしたん?」
「どうせ、また明日行くんやろ。
 今から見に行くぞ。」と…
丁度のその晩は叔父は不在で、
許可してもらっていた
ドアから入ってみると
物音に気付いたく~ちゃんが
泣きながら走ってきて、
主人の胸元にしがみつきました。

その日を境に、
今度は毎晩のように
主人が通うように…笑

そうして一か月が過ぎた頃。
「叔父さんに謝って、
 内で引き取ろか。」
「ええ⁉」
「正直、俺も通うの疲れた~」

翌週、菓子折り持参で、
く~ちゃんを引き取りに行きました。
叔父さんはすでに分かっていたようで、
「いずれ、そうなると思とったよ」と…

引っ越し先を探している数か月、
ちょうど一番やんちゃな盛り。
押入の襖も畳も爪痕が…
マンションを出る際、
全て自腹で修繕しました。

ようやく、
安心して住める場所を見つけ、
今の家に引っ越ししました。

それから15年、
目も開かぬうちから
育てたせいか、猫と言うより
本当に大切な家族でした。
夫婦喧嘩の仲裁に
夫の前に立ちはだかって
くれたこともありました。

しかし別れも突然訪れました。
数奇な出会いと突然の別れ。

私の中で…
何かぽっかりと空いてしましました。
何をしても思い出し、
家の中では
幻想を追いかけてしまう日々。
丁度体調も崩していたので、
すっかり元気を失っていました。

しかし、そんな私の元に再び、黒猫が…


続きはこちらで…














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